投影光学系扇形配列による立体映像表示装置の開発
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概要
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すでに製品化され市場に出ている2眼ステレオディスプレイでは、焦点調節の問題や運動視差の再現が不完全であることが立体像を観察したときの不自然さの原因となっている。我々は、自然な立体像を観察するために「超多眼条件」と呼ばれる条件により一人の人間が椅子に座って長時間の観察でも疲労の少ない立体映像表示システムの開発を行っている。ここでは、超多眼条件を実現する立体表示法の1つとして投影光学系扇型配列による立体表示方式を提案し、その表示方式で実際に観察される表示像の主観評価について述べる。
- 2000-11-17
著者
-
本田 捷夫
千葉大学 工学部 情報画像工学科
-
永井 大輔
千葉大学 大学院自然科学研究科 像科学専攻
-
本田 捷夫
千葉大学 工学部 情報画像工学科:通信・放送機構 高度三次元動画像遠隔表示プロジェクト
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