青色発光ZnS:Cu粉末EL素子 : 蛍光体の作製を中心にして
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概要
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チオ尿素をマスキング剤として用い、亜鉛イオンと銅イオンが共存する溶液中に硫化水素ガスを通じることにより, 砥化銅を含有する硫化亜鉛粒子を作製した.硫化銅含有硫化亜鉛粉末に塩化アンモニウムを加え, 熱処理とクェンチングを施すことによって, ZnS:Cu, Cl蛍光体を作製することができた.試作したZnS:Cu, Cl粉末EL素子は, 駆動周波数5kHzのもとで, 10時間で安定化処理が終了する.安定化処理後の素子において, 駆軌周波数1kHzのもとで300cd/m^2以上の発光輝度が得られ, 60Hzから3kHzの範囲で発光色は駆動周波数に殆ど依存しない.CIE色度座標の代表的な値はX=0.149, Y=0.142である.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1999-10-22
著者
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