広域分散記憶システム
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概要
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広域分散型の耐災害型記憶システムを提案した。データの可用性と信頼性を保持する技術としてRAIDがあるが、本システムはRAIDのメンバディスクをファイバチャネル技術によって遠隔地に設置することで耐災害性を得ている。本システムは複数のノードとそれらをつなぐ長距離ネットワークで構成される。各ノードはRAIDコントローラとメンバディスクで構成され、RAIDコントローラは他のノードのメンバディスクを制御する。この構成はたとえば自治体相互でデータバックアップを取る際に有用となる。なお本システムのRAIDはレベル0, 1, 3をサポートしている。本システムの通信路で使われるファイバチャネルには独自のプロトコルを実装しており、遠距離でも効率的にデータ転送ができることを実験により確認した。
- 1999-02-12
著者
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上野 雅浩
NTTサイバースペース研究所
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上野 雅浩
NTT入出力システム研究所
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村田 節子
NTT入出力システム研究所
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岩津 茂太郎
NTTグループ企業本部
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木下 重親
NTT入出力システム研究所
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久木 真人
NTT入出力システム研究所
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