眼球運動のウェーブレット解析
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概要
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パソコン及びネットワーク等のマルチメディア応用ディスプレイの普及に従い, デイスプレイの多様化が生じている.この多様化の流れの中で視覚的ヒューマンファクタの位置づけは, 従来のディスプレイ画面の大きさ, 精細度等, ハードウエアを主とする考え方に加え, 近年は立体視及び運動視等, 大きな視覚的相互作用に関するヒューマンファクタも考慮することが重要となっている.本報告ではハイビジョン等の画質評価技術として知られる視線分析[1]を立体ディスプレイ, 虚像ディスプレイに応用する際に有効な評価技術として眼球運動のウェーブレット解析を提案し, 主に固視時の不随意眼球運動のウェーブレット解析を行った結果, 本解析法が眼球運動のモデル化に重要であることを報告する.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1996-06-21