イメージオルシコンによる電子ズーミング
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
イメージオルシコンの電子映像部レンズの倍率変化法を研究した.まずはじめに従来あまり検討されなかったこの電子レンズの基本特性を調べたが, 電子光学的に簡単な法則で支配されていることなどを確認し, その結果標準使用時における適正調整法の指針が与えられた.ついで集束コイル端部の磁場調整により, 満足な画像状態を保ったまま電子レンズ倍率を任意に変更できることを実証した.今までに得た最大ズーム比は1.7〜1.8であるが, まだ大きくなしうるであろう.この原理を利用して電子ズーミングなど興味ある応用の道がひらけた.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1961-05-01
著者
関連論文
- 2.撮像管のノイズ(テレビ・ノイズ)
- シリコン電子増倍(SEM)形撮像管
- 静電走査方式によるイメージオルシコン
- 5)静電形イメージオルシコン(第91回テレビジョン用電子管研究委員会)
- 1)多段形イメージ管の特性と応用実験(第93回テレビジョン用電子管研究委員会)
- 高速動作蓄積管
- 新形ターゲットを用いた二定電位式蓄積管
- 撮像蓄積管
- 走査変換用蓄積管
- イメージオルシコンによる電子ズーミング
- 信号変換型蓄積管M7021 : 単電子銃, 低加速走査
- イメージオルシコンの寿命試験
- イメージオルシコンの黒ぶち効果改善
- 4.5インチイメージオルシコンの低磁界動作
- 3-12 4.5″イメージオルシコン管の低磁界動作
- 高エネルギーX線テレビジョン
- 撮像管の僞信号(最近の撮像管)
- 静電方式による低速度ビーム走査法
- 撮像管の感度の限界(最近の撮像管技術)