ブラウン管の静電的偏向拡大方法の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
静電的電子凹レンズを偏向部とけい光面の途中におくことにより偏向拡大をすることを検討した.メッシュレンズを使うことにより偏向拡大が行なわれることが認められた.しかし同時にスポット径の拡大も行なわれ, 解像度がはなはだしく低下するほか, メッシュによる明るさの低下, メッシュからの二次電子によるコントラストの低下などの欠点も多く現状のものではテレビ用ブラウン管への実用の見込みが少ない.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1961-12-01