カラー受像管用白色標準器の開発
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概要
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電子機械工業会の要望により, カラー受像管の色度と輝度を較正するための白色標準器を開発した.この白色標準器は, 光度標準電球, 正確に厚みを指定した色温度変換フィルターおよび乳白ガラスから構成されている.この白色標準器の輝度は17〜22cd/m^2,色温度と色度座標は9300°K±20°K(x=0.2789±0.0005,y=0.3199±0.0005)と較正された.白色標準器の輝度と色度を較正する際に, 中間標準器が使用された.それは標準電球と白色標準器の間に存在する発光面の大きさと輝度の大きな差による障害を除くためである.白色標準器は, 光度標準電球で較正された中間標準器と比較された.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1970-02-01
著者
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