指紋画像の予測MH符号化方式(<論文特集> 高能率符号化技術とその応用)
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概要
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筆者らが先に開発した予測MH符号化方式を指紋画像に適用し, 高い圧縮率を得た.予測MH符号化は, 対象画像に適合した予測を行い, その予測誤差を配列し, 配列変換した予測誤差を平滑化するという一連の前処理を入力画像に加えた後に, CCITT標準のMH符号化するものである.指紋画像の予測MH符号化では, 指紋画像がその隆線構造により, 副走査方向に相関が高いことに着目して指紋画像に適合した予測を統計的に定め, 高能率な符号化を行う.本符号化によれば, 指紋画像そのものを直接, 標準MHあるいは標準MR符号化するときの, それぞれ約1.6倍, 1.4倍の圧縮率が得られる.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1985-10-20
著者
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