DBF方式を用いた3.5インチ書換型光ディスク装置とその媒体互換性(<論文特集>光ディスク記録)
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概要
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マルチメディアの大容量記憶に適した3.5インチ光ディスク装置を, ドライブの小型化, 媒体互換性の検討を目的に試作した.試作機では, 改良型サンプルサーボ方式として規格提案されたDBF(Discrete Block Format)方式を採用し, 光磁気による書換型およびROMディスクに対応する.機構系は, 分離型ヘッドにより, 可動部重量を60g以下に軽量化し, 高速アクセスを実現した.光学系では, 非点収差マイクロPBSを採用し, 光磁気信号とサーボ信号を一括検出することで, 初期CD並みの小型化を実現した, 信号処理系では, 再生信号の抽出に差分検出方式を採用し, 複数のディスクによる互換性試験を行った.この結果, 10^<-3>以下のバイト誤り率を満足する再生ポジションの余裕は±20nsであり, 記録パワーは9mW以上であることを示した.また, DBF方式は, データ領域がサーボ領域に影響を与えず, ROMディスクにも適していることを示した.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1990-10-20
著者
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竹内 崇
日立
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池田 哲也
株式会社日立製作所マルチメディアシステム開発本部
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池田 哲也
株式会社日立製作所家電研究所
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星野 隆司
株式会社日立製作所家電研究所
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大塚 康男
株式会社日立製作所家電研究所
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竹内 崇
株式会社日立製作所家電研究所
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