画像モデルを用いた動き補償フレーム間予測効率の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
MPEG-2等の動画像の高能率符号化のキー技術となる, 動き補償フレーム間予測に関して, 予測画素値の生成法に着目し, 予測効率を算出する手法を提案する.提案手法は, 画像モデルと動き補償の記述からなる.1つの画像モデルから動き補償記述に従い, 予測画素値を生成し, 別の画像モデルを予測することにより, 各画像モデルに対する予測誤差電力を計算することができる.これらの画像モデルに対する期待値の逆数を求めることにより, 各予測方法固有の予測効率が得られる.画像モデルとしで, 「エッジモデル」および「インパルスモデル」を提案し, 単画素予測, ハーフペル予測, 平均値型予測の動き補償動作の記述を示している.提案手法により算出した結果は, 実画像を用いたシミュレーションによる結果と比較を行い, 提案手法の妥当性が示されている.
- 1996-07-20
著者
関連論文
- 汎用プロセッサを用いたH.263ソフトウェアデコーダの開発
- 画像モデルを用いた動き補償フレーム間予測効率の検討
- 2)動き補償予測効率の検討(画像応用研究会)
- 動き補償予測効率の検討 : 画像応用
- 11-10 ビットレート変換方式の検討
- 8-1 MPEG-4コーデックボードの開発
- B-5-331 畳込符号-ビタビ復号を用いたMPEG-4動画無線伝送