7NP4の大型投写式受像機
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概要
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この投写式受像機は第1図に示す通り、投写器、受像装置、高圧電源装置の3部分からなり、投写器と他の部分とは15mまで離して操作することができる。7NP4は静電集束、電磁偏向の投写用受像管で、最大陽極電圧は80KV、集束電圧(G3)は陽極電圧の約1/4で動作する。7NP4の蛍光色は陽極電圧75KV程度では幾分青色がかった白色であるが、電圧を下げると次第に黄色を帯びてくるので、60KV以下で使うことは好ましくない。この受像機は陽極電圧75KVで使うこととし、必要に応じては陽極電圧60KVまで下げても動作できるようにしてある。投写器はシュミットレンズの方式、高圧電源装置は電源の100V、50〜60 C/Sを変圧器で昇圧して整流する方式である。受像装置は普通の家庭用受像機を大型にしたものと思えばよく、操作に便利なようにモニターをつけた。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
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