博物館と画像コンテンツ(招待講演II)(映像表現フォーラム映像表現に関する特別講演と学生作品・研究発表会)
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概要
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歴史資料の中には,屏風や絵巻のように大型であるため扱いづらく,光量の制限から,展示や研究に常には使用できないものがある.一方,描写は非常に細かく,研究用途には,長辺が100,000画素を越す膨大な画像となる.このようなディジタル画像に対して,任意の箇所に連続的に移動し,所望の大きさで閲覧できる歴史資料自在閲覧システムを開発した.高精細な画像データと併せて超精細ディジタル資料と呼んでいる.利用者が着目する対象を見失わないよう,静止画像ではあるが,その変化に連続的な動きを与えている.直感的な操作方法と,タッチパネル付き大型ディスプレイの適用により,実際の資料を扱う感覚を生みだせる.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2003-03-18
著者
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