三次元有限要素法を用いた記録再生解析システムの開発
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概要
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近年のHDDの面記録密度の向上は,線記録密度(BPI)だけでなく,トラック密度(TPI)を高めることによって実現されている.従って,磁界解析を援用して高密度磁気ヘッドの設計を行うためには,三次元シミュレーションを行うことが重要である.そこで本論文では,SW粒子の集合体を用いた三次元媒体磁化モデルを,辺要素を用いた三次元有限要素法に組み込むことにより,三次元記録再生解析システムを構築した.媒体磁化モデルをニュートン・ラフソン法に組み込むのは容易ではないので,非線形解析法としては過小緩和法を用いた.本報告では定式化並びに解析例を示す.
- 2002-10-04
著者
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高橋 則雄
岡山大学工学部電気電子工学科
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品川 公成
東邦大
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藤原 耕二
岡山大学工学部
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品川 公成
東邦大学理学部
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藤原 直哉
東邦大学理学部
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足穂 孝平
岡山大学工学部
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品川 公成
東邦大 理
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足穂 孝平
岡山大学工堂部電気電子工学科
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高橋 則雄
岡山大学工学部
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