2-6 1/2インチ有効38万画素連続可変速シャッタ付IT-CCD撮像素子

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
カメラ一体型VTRに搭載するCCD撮像素子については、小型・高感度・多機能の要求に加え、更に高解像度化への市場要求が高まってきた。今回我々は1/2インチ有効38万画素連続可変速シャッタ機能付IT-CCD撮像素子ICX038AK(NTSC用)を開発し、補色モザイクフイルタを採用することにより、水平480TV本を実現した。多画素化のためセルサイズを縮小したにもかかわらず、基本セルの最適化設計およびプロセス改善により高感度・低暗電流・低スミア・広ダイナミックレンジ化をはかり、従来品に対し同等またはそれ以上の特性を達成した。また電子シャッタは従来品と同様に基板掃出し方式^<1) >により、IT-CCD撮像素子で1/60〜1/10000秒を実現した。加えて水平レジスタ・リセットゲートの5V振幅駆動および標準設定の1000倍光量以上まで耐えられる高アンチブルーミング性も達成した。
1989-07-25

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク