ジゴキシン投与設計法の臨床的検討 : 薬物動態理論と血中ジゴキシン迅速測定の応用
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概要
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Serum digoxin levels (SDL) have been known to be a good indicator for digitalis intoxication since radioimmunoassay (RIA) of serum digoxin level became available. To apply pharmacokinetics and RIA of digoxin to the routine practice of medicine, a new method of estimating digoxin blood levels at steady state was evaluated. Blood digoxin concentration in a blood sample obtained at transition state or 3-6 days after initial dosage was used for the estimation of digoxin level at steady state. The apparent volume of distribution was calculated by using multiple dosing equations based on open linear one compartment model. Phadebas RIA stat assay kits were used for the rapid measurement of serum digoxin levels. In six hospitalized patients receiving oral dose of digoxin (0.125-0.25mg per day), estimated digoxin levels at steady state were compared with the values measured by RIA. The estimated and measured values agreed well with a slight discrepancy ranging from 1.5-13% (m^^-=6.8%). The method may prove useful as the practical means of predicting SDL at steady state, which allows assessment of digoxin therapy and change of the regimen, if necessary, before intoxication occurs.
- 公益社団法人日本薬学会の論文
- 1981-01-25
著者
-
増原 慶壮
聖マリアンナ医科大学病院薬剤部
-
篠崎 公一
北里大学薬学部臨床薬学研究センターTDM部門
-
篠崎 公一
聖マリアンナ医大病院薬剤部
-
染谷 一彦
聖マリアンナ医大第3内科
-
榊 徳市
聖マリアンナ医科大学病院放射線部
-
荒井 栄
聖マリアンナ医大病院薬剤部
-
榊 徳市
聖マリアンナ医科大学放射線部核医学
-
篠崎 公一
聖マリアンナ医科大学病院薬剤部
-
柏田 和子
聖マリアンナ医大第三内科
-
佐々木 康人
聖マリアンナ医大第三内科
-
染谷 一彦
聖マリアンナ医科大学第三内科
-
柏田 和子
聖マリアンナ医科大学第三内科
-
荒井 栄
聖マリアンナ医科大学病院薬剤部
-
佐々木 康人
東邦大学放射線科
-
佐々木 康人
聖マリアンナ医科大学第三内科放射線部核医学
-
増原 慶壮
聖マリアンナ医大 病院 薬剤部
-
木田 博和
聖マリアンナ医科大学第3内科
-
佐藤 あけみ
聖マリアンナ医大放射線核医学
-
野崎 久和
聖マリアンナ医科大学病院薬剤部
-
佐藤 あけみ
聖マリアンナ医大放射線部核医学
-
佐々木 康人
聖マリアンナ医大第3内科
-
木田 博和
聖マリアンナ医科大学病院第3内科
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