共役系ポリマーを用いた有機薄膜太陽電池の高効率化(感光性フィルムの新規応用と今後の展望・一般)
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概要
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人類の持続的な発展の為には、エネルギー資源確保や地球温暖化抑制の観点から、クリーンで無尽蔵な太陽光発電にかかる期待は大きい。その普及のためには、低コストである有機薄膜太陽電池の開発が不可欠である。現在、有機薄膜太陽電池の開発は、エネルギー変換効率の向上を目指して欧米を中心に活発に進められている。高効率化のための一つの効果的な方法は、有機薄膜内のバルクへテロジャンクション構造の構築である。この構造が光電荷分離に有効な領域であるp型半導体-n型半導体の接合界面を分子レベルにまで増大させ、エネルギー変換効率を増大させている。我々は大気中で、安定な非腐食性のAu電極を用いた一種のバルクへテロジャンクション構造を有する共役系高分子を用いた浸透構造型太陽電池を新たに構築し、それについて検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-10-21
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