The Development of Learning Process for Participatory Solid Waste Management : Comparative Analysis of Thai and Japanese Case Studies
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概要
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本稿は、日本とタイにおける環境教育の実態とその成果について、両国の比較研究から得られた知見を報告するものである。本研究は、JICAの支援プロジェクト(タイ南部地域におけるゴミ分別とリサイクル推進)と、文教大学国際学部共同研究(地球市民・環境教育プロジェクト)にもとづいている。両国の2つの地域社会(ハジャイ市と茅ヶ崎市)を把握しつつ、廃棄物対策を中心とした環境教育がいかに実行され、いかに定着するかを検討するが、とりわけ、環境教育プロジェクトに関与する人々とその地域で展開される活動の異同に注目する。さらに、地球市民教育の必要性を重ねることで、行政主導型のモデル(ハジャイ市)と市民活動型のモデル(茅ヶ崎市)を析出する。これらの基盤にしたがい、地球市民教育としての環境教育がそれぞれに実施される必要があることを述べる。
著者
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山田 修嗣
文教大学国際学部
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山脇 千賀子
文教大学国際学部
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Kittitornkool Jawanit
Prince of Songkla University
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Papan Jutharat
Prince of Songkla University
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