イタリヤから輸入されたクルミに発見されたイナゴマメマダラメイガについて
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概要
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1963年1月16日, 坂田卯三隆氏が長崎郵便局でイタリア産クルミ核子の輸入検査の際発見したマダラメイガの一種を検討した結果, Ectomyelois ceratoniae (Zeller)と判明した.本種は元来ヨーロッパにおいてイナゴマメの害虫として著名であるが, 貯蔵クルミ等の木の実, 乾果をも害することが知られている.スペインではオレンジ類の害虫として記録されている.本種の和名としてイナゴマメマダラメイガを提唱したい.
- 日本昆虫学会の論文
- 1963-11-30
著者
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