製品サイロ出荷スケジュール最適化(スケジューリング)
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概要
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化学工場における製品製造コスト低減は最大の課題であり生産、在庫、物流の各側面からの取り組みが必要である。三菱化学(株)水島事業所では物流コスト削減の観点から従来手作業によって行われている樹脂製品の出荷計画を支援するシステムの開発を行ってきた。日々入ってくる顧客からのオーダに対して、在庫の中から出荷するロットを決め、それを配送するための車両を決定するという配車計画支援システムを既に開発した[1]。更にこのシステムを拡張し、サイロから各車両への製品の積み込み、積み下ろしスケジュール(以下、製品出荷スケジュール)を立案するシステムを開発した。今回、スケジュール立案について整数計画法(IP)によって最適化を実現した。本稿ではこのスケジューリングの機能について報告する。
- 2000-09-27
著者
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佐中 俊哉
三菱化学株式会社
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藤田 薫
三菱化学株式会社
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佐中 俊哉
三菱化学(株)技術・生産センター
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藤田 薫
三菱化学(株)水島事業所技術開発センター
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黒田 浩二
三菱化学(株)
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西森 修
三菱化学物流(株)
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ラメッシュ ラマン
MC-RIC
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佐中 俊哉
三菱化学
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藤田 薫
三菱化学(株)
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