(2) Right Angle 型 SPECT 機と定量性(ミニシンポジウム (I) : SPECT 装置の新しい展開)
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概要
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Right angle型SPECT装置による定量性向上の可能性を検討した.L字型に配置された2個の検出器はリングガントリに固定されているため, 線源の固定に都合が良く, transmission scanの可能性が示唆された.本装置は心臓の検査を主眼に開発されているため, 従来の心筋SPECTに比べ効率的な心臓検査を行うことが可能であり, emissionに加え, transmission, scatter等の収集にも十分対応できる能力がある.今回は, STARCAMにより臨床的意義や手法の検討を中心に行ったが, まだ十分とは言えず, さらに詳細な実験, アルゴリズムの検討を加え, right angle型SPECT装置による定量性向上を今後の課題としたい.
- 公益社団法人日本放射線技術学会の論文
- 1993-10-01
著者
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