155. MRA による頭部血管の描出能の検討(MR-7 MRI-臨床応用)

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概要

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現時点の0.5TにおけるTOF法MRAの画像評価を行った。いくつかの血管の描出され方の特徴を知ることができた。Willis動脈輪近傍の動脈については、上記のような描出のされ方を念頭においていれば、評価は可能であるが、多方向で再構成する必要がある。また、他のphase contrast法などの撮影法と組み合わせることにより、診断能は向上するものと思われる。TOF法の画像は、傾斜磁場強度に依存しており、短いTEの撮影が必要である。現時点の0.5Tでは、傾斜磁場の強度不足・分解能に限界があることは否定できない。しかし、このようなことは、近い将来に改善されるだろうが、この評価をもとに今後さらに検討していきたい。
公益社団法人日本放射線技術学会の論文
1993-08-01

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