赤鐵鑛、石灰石、珪酸を被覆劑の主要成分とする電極棒の研究
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概要
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脱酸劑としてフェロマンガン、フェロシリコンを、大氣遮斷劑として澱粉を、粘結劑として珪酸曹達を含有し、主要成分として赤鐵鑛、石灰石、珪酸を用ひた軟鋼用電極棒被覆劑に對して、赤鐵鑛、石灰石、珪酸の混合比を變化し、之を塗布した被覆棒を以てV型衝合接手を熔接し、熔接作業の状況、電弧電壓並に電流の變化、接手部の破斷面の状況を調査し、又比重試驗片を作つて各被覆棒に依る熔着金屬の比重を測定し、之を分析して被覆材に依る熔接金屬の化学成分の變化に對する影響を調査した。
- 社団法人溶接学会の論文
- 1938-07-25