ボンドフラックスによるサブマージアーク溶接の研究(6 報) : 70,80kg/(mm)^2 級高張力鋼用ボンド・フラックスによる溶接部の性能調査
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In the previous reports, characteristics of bonded flux and various properties of weld metal which was deposited by submerged arc welding with expermentally manufactured bonded flux for stainless steel, low carbon steel and high tension steel up to 60kg/(mm)^2 was described. This time, bonded fluxes was manufactured for the purpose of automatic welding on steels having 80kg/(mm)^2,that is, super high tension steels which have been required for the manufacturing of chemical phants equipment, spherical thnks and rail cars due to rapid progress of various industries. Primarily tensile strength and low temperature impact properties of weld metal was obtained by using this flux. The summary of the results of this invesigation is the following. (1) Bonded flux for superior high tension steel is made of fundamental composition of bonded flux H-550 for low carbon steel. Its operational property is good and formation of bubbles is not observed in weld beads. Certain irregularities are observed, however, on beads' surface due to deposition of added deoxydizer and alloying elements. (2) In welding of superior high tension steel of 70kg/(mm)^2 class, the combinations of flux and wire S-7 C+H-555 and #56+H-700 gives weld metal of good tensile strength and tonghness, and welding of superior high tension steel of 80kg/(mm)^2 class, the combinations of S-7 C+H-803 and #56+H-600 gives good result. (3) The maximam hardness of heat affedted zone by welding for 2H ultra steel of 80kg/(mm)^2 class becomes about H_V : 350 in as welded, condition and by stress reliving annealing yf 600℃ 1h, the hardness decreases some what. Also 7 QC of 70kg/(mm)^2 class has the maximum hardness of about H_V : 300. (4) According to Fisco cracking test result, crack occurs 100% for welding at ordinary temperature even for any combination. Therefore, in welding, preheating to 250℃-300℃ is neccessary. (5) Welded jonts of 80kg/(mm)^2 class steel with conbination of #56+H-800 showed fatigue strength of about 48kg/(mm)^2 against repeated tension load of 2×(10)^6.
- 社団法人溶接学会の論文
- 1965-09-25
著者
関連論文
- 406 大型構造物への立向および横向自動溶接法の適用
- 421 オーステナイトステンレス鋼溶着金属のσ相脆化
- 銅の窒素, アルゴン中のシールドアーク溶接
- 325 MIG溶接法による狭開先溶接法の研究
- 112 SR割れ発生特性 : Cr-Mo鋼溶接部のSR割れ(第1報)
- 309 2相ステンレス鋼の溶接と耐食性
- 91 ステンレス鋼の溶接部の熱間加工性
- 42 Al-Zn-Mg系合金の溶接割れの研究
- 溶融スラグを抵抗発熱体とする溶融圧接法
- (54) 溶融スラグを抵抗発熱体とする溶融圧溶法
- ボンドフラックスによるサブマージアーク溶接の研究(第 8 報) : 9%Ni 鋼の溶接部の性能調査
- ボンドフラックスによるサブマージアーク溶接の研究
- サブマージアーク溶接における化学反応の基礎理論(3報) : 酸素ガス,溶滓FeO-MnO-SiO_2と溶鉄Fe-Mn-Si-O__-の平衡に関する理論的解析
- (50) 溶融スラグを抵抗発熱体とする溶融圧接法(昭和 41 年度春季全国大会講演概要)
- ボンドフラックスによるサブマージアーク溶接の研究(第 7 報) : 80kg/(mm)^2 高張力鋼の硫化水素による応力腐食割れ
- ボンドフラックスによるサブマージアーク溶接の研究(6 報) : 70,80kg/(mm)^2 級高張力鋼用ボンド・フラックスによる溶接部の性能調査
- (60) ボンド・フラックスによるサブアージ・アーク溶接の研究(第 14 報) : カーペンター 20 材の溶接部の性能調査(昭和40年春季全国大会講演概要)
- ボンド・フラックスによるサブマージアーク溶接の研究(5 報) : アルミキルド鋼と低 Ni 鋼用ボンド・フラックスによる溶接部の性能調査
- (59) ボンド・フラックスによるサブマージ・アーク溶接の研究(13 報) : ハステロイ B, C 材の溶接部の性能調査
- (58) ボンド・フラックスによるサブマージ・アーク溶接の研究(12 報) : 80kg/(mm)^2 高張力鋼の溶接部の硫化水素による応力腐食割れ
- (75) ボンド・フラックスによるサブマージドアーク溶接の研究(10 報) : 9% Ni 鋼のインコネルによる溶接部の性能調査(昭和 39 年度春季全国大会講演概要)
- 方形波アーク溶接法による Al 薄板の溶接
- ボンド・フラックスによるサブマージドアーク溶接の研究(4 報) : フェライト系ステンレス鋼(18Cr 鋼)の溶接部の性能調査
- (32) ボンド・フラックスによるサブマージドアーク溶接の研究(第 8 報) : 18Cr 鋼用ボンド・フラックスによる溶接部の性能調査(昭和 38 年度秋季全国大会講演概要)
- (31) AISI 317L 溶着鋼のσ相脆化と耐食性(昭和 38 年度秋季全国大会講演概要)
- ボンド・フラックスによるサブマージド・アーク溶接の研究(3 報) : フラックス中の金属成分の移行と歩留り
- (63) ボンド・フラックスによるサブマージド・アーク溶接の研究(7 報) : 超高張力鋼(70,80kg/(mm)^2 級)溶接部の性能調査(昭和 38 年度春季全国大会講演概要)
- (62) ボンド・フラックスによるサブマージド・アーク溶接の研究(6 報) : アルミキルド鋼ならびに 3.5% Ni 鋼溶着金属の性能調査(昭和 38 年度春季全国大会講演概要)
- ボンド・フラックスによるサブマージド・アーク溶接の研究(2 報) : 軟鋼および高張力鋼(60kg/(mm)^2 まで)用溶着鋼の性能調査
- ボンド・フラックスによるサブマージド・アーク溶接の研究(1 報) : ステンレス鋼の溶接部の諸性能調査
- (47) ボンド・フラックスによる潜弧溶接の研究(1 報) : ステンレス鋼の溶接部の諸性能調査(昭和 37 年度春季学術講演会講演概要)
- アルゴン・水素アーク切断法の研究
- (66) アルゴン・水素アーク切断法の研究(昭和34年度秋季学術講演会講演概要)
- (33) アルミ・キルド鋼の熔接(昭和34年度秋季学術講演会講演概要)
- 202 TIG溶接における高周波パルス電流の効果
- (14) フエライト系高 Cr 鋼鈑および溶接部のσ脆性ならびに 475℃ 脆性 : シクロマル 12 と AISI446 について(昭和 38 年度春季全国大会講演概要)
- フェライト系高 Cr 鋼板と溶接部のσぜい性および 475℃ぜい性
- (3) 薄鋼板の熔接歪に関する研究 : ビード熔接および突合せ熔接に生ずる歪について(昭和33年度春季学術講演会講演概要)
- (76) ボンド・フラックスによるサブマージドアーク溶接の研究(11 報) : 酸素ガス, FeO-MnO-SiO_2 系溶滓と Fe-Mn-Si-O 系溶鉄の平衡に関する数値計算(昭和 39 年度春季全国大会講演概要)
- サブマージドアーク溶接における化学反応の基礎理論(2 報) : 酸素ガス, FeO-Fe_2O_3-CaO-SiO_2 系溶滓と Fe-Si-O 系溶鉄の平衡理論に関する数値計算結果
- (33) ボンド・フラックスによるサブマージドアーク溶接の研究(第 9 報) : 酸素ガス, FeO-MnO-SiO_2 系溶滓と Fe-Mn-Si-O 系溶鉄の平衡に関する統計熱力学的解析(昭和 38 年度秋季全国大会講演概要)
- サブマージドアーク溶接における化学反応の基礎理論(1 報) : 酸素ガス, 溶滓 FeO-Fe_2O_3-CaO-SiO_2 と溶鉄 Fe-Si-O の平衝に関する統計熱力学的解析
- (61) ボンド・フラックスによるサブマージド・アーク溶接の研究(5 報) : 酸素ガス, 溶滓 FeO-CaO-SiO_2 と溶鋼 Fe-Si-O___- の平衡理論に関する数値計算結果(昭和 38 年度春季全国大会講演概要)
- (60) ボンド・フラックスによるサブマージド・アーク溶接の研究(第 4 報) : 基本溶滓と溶鋼の反応に関する統計熱力学的解析(昭和 37 年度秋季全国大会講演概要)
- (59) ボンド・フラックスによるサブマージド・アーク溶接の研究(第 3 報) : フラックス中の合金成分の移行と歩留り(昭和 37 年度秋季全国大会講演概要)
- (58) ボンド・フラックスによるサブマージド・アーク溶接の研究(第 2 報) : 軟鋼および高張力鋼 (60kg/(mm)^2) まで溶接部の性能調査(昭和 37 年度秋季全国大会講演概要)