台湾南西部の海岸ラグーン内の循環と低塩水の分散
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概要
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台湾南西部の海岸ラグーン内の循環と低塩水の分散について調べるため,現地観測と数値実験を行った。Chi-Kuラグーンは2か所の出入り口のある砂州によって海と隔てられており,普段は少量であるが時々イベント的に大きくなるChi-Ku川からの淡水流入の影響を受けている。2か所の出入り口を出入りする上げ潮と下げ潮が,ラグーン内に収束・発散の流れの停留域を形成することが分かった。風が弱いときには,低塩水は流れの停留域に留まりやすい傾向にある。観測とは別に,3次元モデルによる数値実験でも,低塩分水の挙動に対する季節風の強い影響が示された。夏の南西季節風,冬の北東季節風ともに,低塩水の滞留時間を短くし,特に後者でその傾向が著しかった。
- 2002-03-05
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