原子炉を用いたダイヤモンドの着色
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概要
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無色のダイヤモンドを研究用原子炉で照射すると緑色に着色し、また、この緑色は褪せて黄色くなることは定性的には良く知られている。そこで本試験において、原子炉照射で緑色に着色し、熱処理で緑色が褪せて黄色くなる条件を定量的に(10^<14>〜10^<16>速中性子/cm^2,300〜600℃) 求め、更に高線量照射 (3×10^<16>〜1×10^<17>速中性子/cm^2) によって黒色とし、その後で600〜700℃で熱処理すれば、オレンジ色〜赤茶色に着色することができた。
- 宝石学会(日本)の論文
- 1992-12-15
著者
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