後分岐型多心光ケーブルの検討
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概要
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光加入者網の構築に関連して、多心高密度でかつ中間後分岐性に優れたケーブルが要求されている。この要求を実現するため、中心部を多心高密度に光ファイバ心線を収容するスロットスペーサとし、さらにその外周部にSZ溝のスペーサ部を押出成形して光ファイバ心線を収容した構造の光ケーブルを検討している。本構造によれば、中心部スロット内の光ファイバ心線は、ケーブルの接続部または中間部などで外周部SZスロットの光ファイバ心線に接続することにより容易に後分岐可能になる。本報告では、本ケーブルの試作結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13