AALタイプ1における「適応クロック法」に関する検討(その2)

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概要

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一般に、網クロック同期の確立されていないATM網上で回線エミュレーションサービスを実現するためには、適応クロック法と呼ばれる手法によってソースクロック周波数の再生を行い、送受信端末間のクロック同期を確立させる必要がある。先に筆者らは、適応クロック法の実現方式として「バッファ残量疑似平均方式」を提案し、N-ISDN一次群速度をエミュレートする場合を例として、シミュレーションによる動作解析を行った。その結果、セル到着ゆらぎ等の影響による観測誤差が存在しなければ、本提案方式が十分実用に耐えることを示した。本稿では、前回の報告に引き続き、観測誤差が存在する場合の動作解析結果を報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-08-13

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