パネル討論「マルチメディアを斬る!」[8] マルチメディアの掲示技術
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概要
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教育に携わる者にとって,マルチメディアは黒板やOHPと同様,視聴覚教材のひとつである.にもかかわらず昨今の風潮は,"マルチメディアがあるから","これからはマルチメディアの時代だから"と,どうにかしてマルチメディアを使うことばかりにあせっているように思える.本来ならば,そうした考えを一度白紙に戻し,まず「教育が先にありき」ということから出発するべきである.すなわち,"よりよい教育を行うために何が必要なのか?"ということを考え,その結果マルチメディアが適切な道具であれば使ってみるということである.しかし,マルチメディアのための環境が整いつつあることも事実である.ここ数年パソコンは急速に普及し,小中学校から大学まで教育の場にパソコンの設備が整ってきた.すでに道具がそろっていることを認識すれば,これを使用しない法はない.すばらしい道具を購入したが,うまく使いこなせずに物置にしまいこまれる日曜大工道具の運命をたどらせてはいけない.マルチメディアというすばらしい道具を,より効果的に教育の場で使用するために,提示する技法を考えてみたい.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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