自動車用ノンハロゲン電線
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自動車用電線の被覆材料の大部分を占めているポリ塩化ビニル(PVC)は、機械特性、難燃性、成形加工性が良好であり、かつ低価格であることから非常に優れた材料である。しかしながら、PVCを被覆した自動車用電線を適切な処理を施さずに廃棄した場合、焼却時に発生する塩化水素ガスや、埋立時に溶出する可能性がある重金属安定剤が環境汚染の原困となることを指摘する意見がある。この対策として、被覆材料をノンハロゲン難燃材料とする方法があるが、通信ケーブル、電力ケーブルなどの外被に使用されている従来のノンハロゲン難燃材料は、PVCと比較した場合に引張強度、耐摩耗性などの機械特性や耐熱性が劣り、自動車用電線に要求される特性を満足するものではなかった。本報告は、これらの問題を解決した自動車用ノンハロゲン電線に関するものである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
関連論文
- B-10-25 0.75mm ピッチ2心テープ 実装構内光ファイバケーブルの開発
- 所内用細径光ファイバコードの開発
- B-10-15 ノンハロゲン光ファイバケーブルの開発
- B-10-12 ノンハロゲン難燃細径光ファイバコードの開発
- B-10-6 光ファイバテープ心線一括被覆除去性
- 光ファイバ用UV被覆樹脂の硬化挙動の評価
- C-6-3 家電用耐熱ノンハロゲン電線の環境影響評価
- C-6-2 ノンハロゲン電源コードの開発
- C-6-9 環境調和型高耐熱架橋電線の開発
- C-6-8 環境適合コードとプラグの開発
- C-6-7 105℃耐熱ノンハロゲン電線の開発
- ノンハロゲン難燃光ファイバコード
- 自動車用ノンハロゲン電線
- 難燃ノンハロゲン光ファイバコードの開発
- 所内用細径光コードの開発