2.4GHz広帯域ジッタ変調器
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概要
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近年、SDH伝送装置の開発および導入が盛んに行われている。このような中で伝送信号の位相変動であるジッタに関する測定が規格化されている。IUT-Tではジッタによるストレステストの為に、伝送クロック周波数の約0.8%にあたるジッタ周波数(2.4GHzの場合20MHz)迄のジッタ耐力測定を規定しているが、伝送装置の性能見極めのために伝送クロック周波数の2%(2.4GHzの場合50MHz)迄のジッタ評価が要求されていた。従来、ジッタ耐力測定およびジッタトランスファ測定に必要となるジッタ発生器はPLLで位相変調をおこなう方式を採用していたが、この様な方式ではPLLのループ応答のために伝送クロック周波数の1%以上のジッタ変調を実現するのが困難であった。このたび、FM-PM変換方式の採用により24GHzで伝送クロック周波数の2.4%にあたるの60MHz迄のジッタ付加ができるジッタ変調器を試作したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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