ISDNプロトコルモニタ方式の検討
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概要
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ISDN関連機器の開発、保守診断には一般にプロトコルアナライザが使用されるが、特にISDNプロトコルのモニタでは、制御チャネルであるDチャネルと、ユーザチャネルであるBチャネルを同時にモニタする復数チャネルモニタ機熊が使用される。ISDNプロトコルでは、Dチャネルの回線交換手順により使用されるBチャネルが決定される。このため、Bチャネルをモニタする場合、測定者はあらかじめ使用可能な複数のBチャネルを全てモニタすることになり、モニタ手順およびモニタ資源において大変効率が悪い。今回の発表では、Dチャネルのモニタデータを回線交換手順に基づいて監視し、回線交換手順で決定されたBチャネルをDチャネルと同時に自動的にモニタすることで、ISDNプロトコルのモニタを効率よくおこなう方式を検討したので報告する。
- 1995-09-05