MUX型FPGAの論理実現能力の評価手法に関する一検討
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概要
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現在、主に使用されているFPGA(Field Programmable Gate Arrays)にはLUT(Look Up Table)型FPGAと、MUX(Multiplexer)型FPGAの2種類がある。LUT型FPGAの必要十分な論理実現能力は論理表現に使用されるメモリ容量で容易に評価可能であるが、MUX型FPGAの論理実現能力は各MUXの接続関係に依存するため、単純に回路の構成要素の数からは判断できない。また、FPGA中の全MUXが自由に組み合わせできる配線機能(マトリックススイッチ)を準備することは冗長性が大きくプログラムメモリ容量を浪費する。ここでは、論理実現能力を評価することによってマトリックススイッチの冗長性を削除し、必要な論理を実現するために必要十分なスイッチ構成を求める手法について検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05