光ソリトンを用いた多値位相変調通信方式

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概要

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最近、光ソリトンの位相がパルス内で一定であることを利用した光ソリトン位相変調通信方式が提案された。また、パルス列に同期した振幅変調と帯域制限増幅による伝送制御を行うことによって、増幅器雑音や隣接パルスとの非線形相互作用の位相に対する影響を低減できることが示された。この方式では隣接パルス間の位相差に情報を乗せるため、多値通信への拡張を図ることができる。一方、位相差を0,π以外に選ぶと、隣接パルスとの非線形相互作用によりパルスが伝搬するにつれてその位相差にずれを生じる。本報告では、この位相差ずれが同期振幅変調と帯域制限増幅による伝送制御によって抑えられることを示し、増幅器雑音が位相に及ぼす影響も低減できることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-05

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