CDMAパケット伝送におけるパス選択ダイバーシチ効果
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概要
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現在, 準マイクロ波帯(2GHz帯)を用い2Mbit/secまでを考慮した次世代の移動体通信方式(FPLMTS phase1)としてW-CDMAやMTDMA等の研究開発が進められている. これらは回線交換を基本とした方式である. 一方, 有線系においてはATM等の固定長パケットを用いた方式の導入が進んでいる. そこで, 次々世代(FPLMTS phase 2)として2Mbit/sec以上の情報伝送をマイクロ波帯のマイクロセル構成にて実現するために, 固定長パケットを用いたCDMAパケッ卜伝送方式を提案し, その伝送系のパス選択ダイバーシチ効果について考察する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13