ペリフェラル特徴を基にしたハフ変換による消印認識
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概要
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郵便物宛名認識において文字列抽出は非常に重要な機能である。しかし郵便物には 「料額印(消印、別納印など)」 が必ず押されており、これが文字列抽出においてしばしば様々な弊害を与えることがある。本研究の目的はこの 「料額印」 を予め検知し、位置を特定する方式を開発する事にあり、これにより文字列抽出を円滑に進める事ができるようになる。 料額印認識にはラベリングをもとに決定する方法があるが、この方法だと掠れ等によってバラバラになった消印が文字列に接近している場合などに、その位置特定が困難であった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13