熱解析によるケーブル接続工法の検討
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概要
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現在、関発を進めている海洋機器とケーブルの接続部には、銅パイプと水密端子をロー付けにより接続する構造が採用されている。このロー付け工法は水密・耐水性に優れているため本構造に適しているが、加熱時間、ロー材の量などの条件により水密端子内へのロー材の流れ込み深さが変化し、銅パイプと水密端子の接続強度に影響を与える。そのため、従来、流れ込みの状態を確認するには水密端子を断面カットして観察を行っていた。今回、熱解析シミュレーションを利用することにより水密端子をカットすることなくロー材の流れ込み深さを確認したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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鈴木 雅之
日本電気株式会社海洋光ネットワーク事業部
-
大津 剛
日本電気エンジニアリング株式会社デバイスソリューション事業部
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大津 剛
日本電気エンジニアリング株式会社デバイスソリューション事業部faシステム部
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