ATM公衆網を使った情報提供サービス構成法の一検討
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概要
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ATM(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)を使ったB-ISDN(Broadband Aspects of ISDN:広帯城ISDN)のサービス/アプリケーションについてはITU-T勧告I.211に掲げられているが、これらはB-ISDNサービスの全てを網羅したものではなく、マーケット的な重要性も未検討である。また本学会の研究ワークショップにおいて"Gビットネットワークのアプリケーション"をテーマとしたパネルディスカッションが行われ、マルチメディア通信、次世代CATV、VI&P総合実験、BBCC計画等の視点からもB-ISDNのサービスの検討の必要性が指摘されてきている。本稿ではマルチメディア通信のアプリケーションとして、ATM公衆網が整備されれば大きな市場ニーズが期待される情報提供サービスについて、その一般的なサービス構成法を提案し、サービスを構成するためにネットワークに要求される機能の洗い出しを行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26