SMDSサービスにおける回線終端LSIの開発
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概要
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現在、SMDSサービスが北米にて展開されている。SMDSサービスとは、米Bellcore社により提唱されている数Mbit/sec単位の転送速度を持つ高速交換サービスである。具体的には、大容量のLAN間接続のネットワークの構築を実現した物である。このサービスが誕生した背景として、データの大容量・高速通信を求めるユーザーの要望があったからである。そのLAN間接統のネットワークの一部は、45Mbit/secのデータ送受信を行なう。また、扱われるデータは、将来のB-ISDNへの速やかな移行を意識して、転送単位は53バイトの固定長セルによるフレーム構成になっている。今回、開発したLSIは、45Mbit/secの回線において、ユーザーと通信業者間の回線のインタフェースに位置するものである。LSI開発にあたり米Bellcore社による回線の接続、転送データのフレーム構成に準拠している。図1に装置構成例を示す。[figure] 図1 本LSIを使用した装置構成例
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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高信 智重
富士通ディジタルテクノロジ(株)
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根本 健一
日本電気株式会社第二伝送通信事業部
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萩原 照明
富士通ディジタル・テクノロジ(株)
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奥山 裕蔵
富士通(株)
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根本 健一
富士通(株)
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高信 智重
富士通ディジタル・テクノロジ(株)
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