拡張サービス提供のためのCLサーバアーキテクチャの提案
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概要
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コンピュータ通信アプリケーショシはファイル転送、ニュース、電子メール、実時間マルチキャストマルチメディア、リモートログィンなどが典型的である。これらの利用形態は広域で1対多/多対多の通信、或はグループ内での情報共有、同報通信など多種多様である。SMDS、CBDSサービスは、CLS間のPVCへの統計多重転送により多様な通信形態を経済的に提供可能である。しかし、公衆網とCPN間のアドレス体系の相違や、純粋なベアラサービスしか提供しない点などの制約条件がユーザの利便性、利用形態を制限してしまう。本稿ではSMDS、CBDSのサービス機能の強化を目的として、従来のコネクションレスサーバ機能(CLSP:CL Switching Part) にユーザの要求条件を満足する拡張サービス機能(ESp:Extended Service Part) を追加した新しいCLサービス提供アーキテクチャを提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26