交換機における二重化冗長構成の検討
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概要
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交換機システムでは、制御系のバックアップ機能として二重化冗長構成をとることが一般的である。二重化冗長構成をとることによって障害発生時に待機予備系に切り替えを行いシステムの連続運転を保証できるばかりでなく、交換機ソフトウェアのバージョンアップ作業等を行う際にはシステムを停止させることなく行うこともできるという利点を有している。ところでシステムの連続運転のためには、現用系と待機予備系の間におけるデータ引き渡しが重要である。この方式については、従来から各種の情報処理システムの分野をはじめとして検討されてきた。しかし、交換機の系切り替え処理においては、 特に遅滞なくデータの引き渡しを行えることが重要となっている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26