ドップラー周波数測定に基づいた移動体の位置・速度・移動方向の検出方式

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概要

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• 移動通信における移動体速度・位置の検出は、FPLMTS(Future Public Land Mobile Telecommunication Systems)等の高度なシステムに不可欠の重要技術課題である。従来からドップラー周波数の推定に基づく移動体の速度検出や受信レベル情報に基づく移動体位置検出が検討されてきた。本論文では最近の周波数安定度が一段と向上した点に着目した。図1に示すように、周辺に位置する基地局がドップラーシフトを含む移動体からの送信周波数を観測し、これを基に移動体の位置・速度・移動方向の同時検出を行う方式を提案する。

• 社団法人電子情報通信学会の論文
• 1994-09-26

著者

• 松野 敬司

  新日本製鉄株式会社エレクトロニクス・情報通信事業本部技術部

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