顔画像からの視線方向の検出
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概要
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人が興味ある対象に対して顔や目を向けるということは日常で経験される。つまり、顔や視線の方向は人の興味を反映していると言える。そこで、それらの方向が検出できればヒューマンインタフェースや、テレビ会議における視線の動きに応じたシーンの変化などに応用できると考えられる。また、実際に角膜反射法などによりさまざまな視線方向検出装置が開発されているが、それらは被測定者に何らかの装置の装着が必要であり、被測定者の自然な行動を妨げる恐れがあるため非接触な方法が望ましい。そこで、本稿では顔画像解析により特徴点として目尻・目頭・黒目の中心・唇の両端の8点を抽出し3次元座標値を持つ顔モデルとの対応を用いて非接触に視線方向を検出する方法を述べる。
- 1994-09-26