超高精細画像に対するMPEG2の符号化効率
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概要
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ディジタル伝送技術の発達により、異なるメディアを統合的に扱うマルチメディア通信の様々なサービスが実現され始めている。著者らが提案している超高精細(SHD:Super High Definition)画像は、既存の画像メディアの要求する品質を満たしており、画像メディアの統合を促進するものと考えられる。現在、SHD画像は医療や印刷の分野で使われ始めている。SHD画像は、画素数が2048x2048以上、フレームレートが60frame/sec以上のプログレッシブ画像であり、圧縮せずに伝送する場合伝送レートは6Gbps以上に達する。SHDの動画像伝送サービスを実現するためには伝送レートを150Mbps程度にする必要があり、効果的な符号化技術が必要である。本稿では、動画像符号化の標準方式であるMPEG2をSHD動画像に適用し、その符号化効率に関して報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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