高分子超薄膜・分子組織体の機能化
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概要
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有機化合物の多くのものが絶縁体であることより、エレクトロニクス材料としてポジティブに利用されることはなかったが、近年、分子レベルでの機能材料設計が議論されるにともない、有機材料がエレクトロニクスの材料として注目され、期待されるようになってきた。有機分子は機能の設計が分子レベルで行うことができ、多くの場合、設計した分子構造の化合物を合成することは可能であることより、高機能性、高性能な新素材さがしが従来の無機化合物から有機化合物にシフトしはじめてきた。この様な活発な材料開発の中で有機超薄膜、高分子超薄膜への期待は大きい、本稿では、有機超薄膜の作成方法として、分子レベルでの高秩序性超薄膜が得られるラングミュアープロジェット法(膜)について解説し、我々の研究室で取り組んでいる機能性高分子LB膜に関する成果を紹介したい。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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