通信情報機器における機構デバイスの使われ方と問題点
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高性能化、高能率化がはかられている電子機器、システムの高信頼度を保証するためには、優れた部品の選択とその部品を適切に使うことが重要と言われている。これは、第一に、システムの故障率は、構成部品の故障率の和になるため、部品数が多くなればなるほど、その部品の故障率を小さくしないと、装置の信頼度を確保できなくなるためである。第二に、部品や材料の品種も多くなり、種々の部品、材料が使用され、使用環境に対する耐久性も異なり、使い方が適切でないためのトラブルが増加するためである。機構デバイスの中の、リレー、コネクター、スイッチに代表される接触部分の信頼性を向上させるための一考察を紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26