90Mbps対応磁気ディスク用信号処理LSI向け高精度ウィンドウ調整回路の開発
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概要
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磁気ディスク装置は、大容量化と共に高速アクセスの要求が高まっており、円板の高速回転化も伴って、信号処理系の記録再生速度の高速化が急速に進んでいる。磁気ディスクのデータ弁別方式で現在主流となっているピーク検出方式の高速再生においては、再生データの弁別を行うウィンドウの幅が小さくなるため、再生データをウィンドウの中心に正確に位置させるために、極めて精度の良い調整機能が必要となっている。今回、ディレイPLLを用いた高精度アナログ遅延回路によるウィンドウ調整回路を内蔵し、最大転送速度90Mbpsに対応したデータ再生系を実現したLSIを開発したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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長谷 健一
日立製作所 システム開発研究所
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堀田 龍太郎
日立製作所 システム開発研究所
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渡辺 国夫
日立製作所 システム開発研究所
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木村 博
日立製作所 システム開発研究所
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中井 信明
日立製作所 半導体事業部
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中井 源博
日立製作所 ストレージシステム事業部