通信系装置の架内空気温度センス法に関する一検討
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概要
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通信系装置の高発熱化に伴い、架冷却に強制空冷が使用され、更に冷却能力を向上するため大型のファンが適用されつつある。このため、システムの安全対策強化のため架内温度上昇時にアラーム送出を行ったり、架内温度上昇を検出して増設や電子回路パッケージアップグレードに対し柔軟に架当りの冷却能力を制御したり、ファン大形化に伴う装置騒音低減のため、装置の発熱量や動作率に合わせてファン回転数をコントロールすることが必要である。温度をセンスする場合、温度センス方法やセンスポイント数を明らかにする必要がある。そこで本検討では温度センス方法として、エアダクト内および電子回路パッケージ上に温度センサーを設置する2形態について性能評価を行い、ブックシェルフ実装系に適した温度センス方法を明らかにしたので報告する。
- 1994-09-26