1.55μm帯分布型温度センサの検討
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概要
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分布型温度センサは、光ファイバのラマン散乱を利用したセンサである。一度の測定で、ファイバ全域の1次元温度分布が測定できる特徴を持つ。その用途として、火災検知やプラントのパイプラインの温度監視、電力ケーブルの温度監視など、様々な方面に利用が検討されている。我々はこれまでに、波長1.3μm帯でGIファイバを用いた分布型温度センサの実用化の検討を行ってきた。また、SMファイバ用として誘導ラマンによる1.40μm光源を使用した分布型温度センサの試作を行ってきた。最近では、長尺ケーブルの増加に伴い、より長距離の測定が望まれている。今回、光ファイバの伝送損失が最少となる、波長1.55μm帯を利用した分布型温度センサを試作・検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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