光波長多重伝送システム実用化検討
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概要
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PHSサービス、映像デマンドサービスなどマルチメディアサービスの進展により、光加入者系の大容量化が必要となるが、波長多重方式は従来と同程度の伝送速度を持つ複数信号を束ねることにより、光ファイバ芯線の増設および大型で複雑な高速伝送装置を不要とした大容量伝送システムの構築を可能とする。同時に波長毎に異なるサービス、伝送速度を割り当てることも可能であり、マルチメディアサービスを目的とする光加入者系ネットワークに適していると考える。波長多重伝送方式に関しては、これまで長距離基幹系での適用を前提とした検討が行われていたが、今回光加入者系での適用を考慮し、試作装置による実伝送路を用いた伝送試験を行い良好な結果が得られたので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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