MPEG2エンコーダ実運用時の一課題 : リップシンク
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概要
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通信、放送の分野において映像、音声をディジタル化する際に、注目されている圧縮方法の一つにMPEG2がある。MPEG2は世界標準になって間もないため、各社競って製品の開発、製造行っている状況である。通常、ディジタルシステムにおいてエンコーダとデコーダはセットとして使用されるが、そのメーカが互いに異なる場合、標準に準拠している場合でも実用上の問題点が生じる場合がある。本稿では、実用上の問題点の一つであるリップシンク(映像と音声の出力タイミング)の不整合に関する要因の切り分け方法を、TS(Transport Stream)の場合の実際例を参考にフローチャートに示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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